Frans Franciscus
Frans Franciscus (フランス・フランシスカス)
1959年4月27日オランダのユトレヒト(Utrecht)生まれ。
画家。
肉をモリモリ食ってる人の描く絵だなあ、というのが最初に見たときの印象。
多分最初に見た作品の中に、冬の月夜に、雪が降り積もる原野で行われた殺人を描いた作品があったからだろう。ひとりはナイフでザックリ刺されたばかりで、血がぴゅーっと噴出しているし、最初に殺られた男は首チョンパで雪の上に首がごろんだもの。そんな絵を見ると誰だって、肉モリモリ食ってんなあ、って思うよね。
マッチョというのとはちょっと違うし、不思議と暴力的とは感じなかった。なんかこう血が濃い感じのする作品が多いといえばいいのかな。いや、もしかするとそこまで多いというのではないのかもしれないが、そういった作品に思わず目がいってしまう。ボクにとっては、そういった作品を描いている人たった。
作品を見ていくと、2007年頃から濃さが薄れている。でも、その頃もまだ最初に見たときの印象を引きずったままで、ちょっと変わったのかなと思い始めたのは、ここ1、2年のことだ。
ここではポストしないが、濃い作品をお望みの方は過去の作品を漁ってみるといいだろう。強い印象を残すのはそちらだし。ボクは濃さの薄れた最近の作品の方が好みだけど。
Education:
Academie Beeldende Kunsten, Utrecht 1982-1986
f.franciscus
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