田川春菜 (Haruna Tagawa) Exhibition Information - シンドロイチン - @ アート☆アイガ
田川春菜 (Haruna Tagawa)
1988年に神奈川県で生まれた。
現在は、多摩美術大学大学院美術研究科の修士課程在学中。
アート☆アイガで見かけた、田川春菜の書いたテキストに、
絵やイラスト描くことがすきでというのがあったのだが、これは多分ナイーブな少女の擬態である。
描いていて楽しいです。
自分が読んだ本とか見た映画とか
はたまた通りすがりの風景だとか。
そういったものに影響されながらそこでぐっと感じたものを大切に
絵を描いていきたいです。
上のテキストを額面通りに受け取り田川春菜の描く作品を鑑賞すると、田川春菜の仕掛けた罠から抜け出せないのではないか?と身構えてしまったのだが、実際のところはどうなのか分からない。
確認できた作品だけで判断すると、2009年の作品に描かれた少女に比べ2010年の作品に描かれた少女はより抽象化、キャラ化が進んでいるのではないだろうか。
日本のマンガやアニメを養分にし、それをマーク・ライデン(Mark Ryden)などのアメリカのアーティストの作風で濾過し直すということをやっているのではないかと思われる。
Education:
2010年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
2010年 多摩美術大学大学院 美術研究科 修士課程在学中
ポストした作品は、
"流氷の妖精" (2010)
"立体、とろとろ" (2009)
"愛子母" (2010)
"脱酸素密封" (2009)
"ふるふる" (2010)
の5点。
画廊アート☆アイガから、田川春菜の個展の案内が届いていたのでご紹介。
"シンドロイチン"と名付けられた田川春菜の個展が2010年5月4日から2010年5月29日にかけて開催される。
田川春菜 ”シンドロイチン”
5.4[火・祝] ~29[土] 13:00-19:00
4・5[火、水・祝] 開廊
日・月 休廊
彼女達は自分が可愛いということを無意識にも理解してます。
そうして自分を可愛がってくれるものを密かにあるいは無意識に標的にしています。
童心のような無我で貪欲な感情。
シンドロイチンというのは造語ですが、デカダンな薬のようなイメージです。
食虫植物が虫を誘うような。
甘い空間の中に酔って捕まる感覚を見る側に感じて頂けたらと思います。
田川 春菜
生まれた時から身の回りに存在するジャパンポップカルチャー。
それらをモチーフにすることは自然なこととして作品にも自然に反映している。
現代記号満載の不思議少女達が迎えてくれます。
現代美術企画画廊
アート☆アイガ
〒104-0032
東京都中央区八丁堀2-22-9 宮地ビル2F
TEL/FAX 050-3130-1316
地下鉄日比谷線八丁堀駅 【A5】出口 徒歩1分
JR京葉線八丁堀駅 【B1】出口 徒歩4分
JR東京駅 八重洲中央口から徒歩13分
日曜、月曜日休廊
13:00 ~ 19:00
mail ai@artaiga.com
http://www.artaiga.com/
今書店に並んでいる、 TH ト-キングヘッズ『No.42 ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して』に「田川春菜~“かわいくも変”な宇宙」が掲載されているという。近くの書店にト-キングヘッズがならんでいるという方は、手にとってみるといいだろう。
田川春菜 Tagawa Haruna
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