Monday, May 21, 2007

Erika Harrsch




1970年メキシコシティ (Mexico City、Ciudad de México、México D.F.) 生まれ、現在はイタリアやドイツ、それに NY などの都市をいったり来たりしているようだ。
分かり辛いかもしれないが、蝶の胴体部分には女性器がコラージュしてある。
擬態の隠喩ならざる隠喩、あるいは Self-Portrait。

私が特に興味をかき立てられたのは擬態の神秘だった。
(ウラジーミル・ナボコフ (Vladimir Nabokov) 『ナボコフ自伝 記憶よ語れ "Conclusive Evidence: A Memoir"』 大津栄一郎訳 晶文社より)

と、ナボコフの自伝から引用はしたものの、Erika Harrsch の作品のあまりのあけすけさは、もしナボコフが生きていた時代にこういう表現があったとしても、ナボコフはそこから目を背けていただろうが。

Bienvenidos a Kunsthaus Santa Fé
Kashya Hildebrand | Woman: Self-Portrait
GalEria LemE

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