Karen Thompson
Karen Thompson (カレン・トンプソン)
アメリカ在住。
photographic illustration、fine art など。
アメリカの七つの中西部での生活において培われた中西部への愛情と中西部から得た安らぎを中西部の少女へ託して描いている、ということらしい。
Karen Thompson (カレン・トンプソン) は、ある仲間の芸術家から、あなたは3つのBがお好きでしょ?と尋ねられたことがあるそうだ。
質問の意図が分からず尋ね返すと、Bosch (ヒエロニムス・ボス (Hieronymus Bosch))、Bruegel (ピーテル・ブリューゲル (Pieter Brueghel the Elder))、それに Blake (ウィリアム・ブレイク (William Blake)) のことだという返事が返ってきた。
Karen Thompson は確かにその通りだと考え、そこに更にもうひとり、B が付きはしないが、Remedios Varo (レメディオス・バロ) を加え、彼らは私にインスピレーションを与える芸術家であると語っている。
この3つのBというのは、美術界では一般に使われているのだろうか?
作品のタイトルは "American Girlhood Series" の "Indiana Cow Girl"
Karen Thompson
Bernice Steinbaum Gallery - Karen Thompson
3つのBの行を読んで、四方田犬彦か誰かが、アメリカのアングラ文学に 3B というものがあると昔どこかに書いていたのを思い出した。
すなわち、
ポール・ボウルズ (Paul Bowles)
ウィリアム・S・バロウズ (William S. Burroughs)
チャールズ・ブコウスキー (Charles Bukowski)
ポール・ボウルズ (Paul Bowles) の 『雨は降るがままにせよ "Let It Come Down"』 という小説が好きで、この小説は文庫化されるべき本リストに長年ランクインしているのだが、一向に文庫化される気配が無い。
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