Rachelle Mozman
パナマ (Panama) 出身の写真家。
少年や少女のポートレートを撮影しているのだが、ニュージャージー、中米の郊外周辺地区など場所を決めシリーズを制作している。
metaphor contemporary art の text を読んでみると、Rachelle Mozman が制作したふたつのシリーズ "American Exurbia" と "Costa del Este" を映画監督と作家を引き合いに出して比較していた。
すなわち、ニュージャージーの郊外周辺地区で撮影された "American Exurbia" は、アルフレッド・ヒッチコック (Alfred Hitchcock) 的なとらえがたい不安感じさせる性質やとデビッド・リンチ (David Lynch) の underbelly of normality (意味としては 「日常性に潜む暗黒面」 みたいな感じ?) の様に、明らかにアメリカ的な部分を持ったシリーズ。
対する中米の郊外周辺地区で撮影されたシリーズ "Costa del Este" は、ガブリエル・ガルシア=マルケス (Gabriel José García Márquez) 的なマジックリアリズムを髣髴とさせるものを持っている云々。
ウェブ翻訳頼りで読んでいるので理解に間違いがあるかもしれないが、この対比のさせ方がどうも納得できなかった。
ヒッチコックやリンチを引き合いに出していることについては、なんとなく分からないではないのだが、問題はマルケスの方だ。
中米の新興の中産階級がヒッチコックやリンチ的な、あるいはアメリカ的な世界に飲み込まれていっているというのであれば、まだ納得できたようなきもするの だけど、そこに対比するかたちでマルケスを持ってこられるとどうしても、え、なんでマルケス?といった感じになってしまう。
まあ、しかし、これはtextを書いた人か、それを理解できなかった僕の方に問題があるのであって、Rachelle Mozman の作品に問題があるわけじゃないので、どうでもいいことなんだけどさ。
ポストした作品の1枚目が "American Exurbia" から、2枚目と3枚目が "Costa del Este" からそれぞれ選択した。
Education:
1998 Fulbright Fellowship Post Graduate Studies, Panama City, Panama
1998 Tyler School of Art, Philadelphia, PA
1994 Purchase College, Purchase, NY
RachelleMozman.com
Rachelle Mozman - Metaphor at Scope Hamptons Art Fair
Artist Gallery
Rachelle Mozman
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