Wednesday, April 29, 2009

Ewa-Marie Rundquist





Ewa-Marie Rundquist (エワ=マリー・ランドクイスト)
スウェーデン在住のフォトグラファ。

エージェンシーの表現を借りると、Ewa-Marie Rundquist (エワ=マリー・ランドクイスト)は、スウェーデンの最も経験豊かなファッション、ライフスタイル、そして広告をフィールドにしているフォトグラファのうちの1人で、その激情と癇性の個性的なヴィジュアル表現ですぐにそれと認識できる。彼女は、エロチックなものに接する時の、強くて、ありのままの、挑発的といってもいい様な態度で女性モデルを撮影するが、しかしまた、非常に控え目で、センシディブ且つ感動的な、だけど、より力強いやり方で普通の人々を表現することができる、そんなフォトグラファなのだそうだ。


Ewa-Marie Rundquist : Editorial : CameraLink
Фотограф Ewa-Marie Rundquist (52 фото - 9.63Mb) » Фото, рисунки, арт, лучшие работы мира - 2photo.ru
Work by Ewa-Marie Rundquist - Art_M[i]R - NoNaMe

Seb Janiak × Laetitia Casta




Seb Janiak (セブ・ジャニアック)
パリをベースに活動しているフォトグラファ、フィルム・ディレクター。
長いことミュージック・ビデオを見たりしていないから知らなかったんだけど、ダフト・パンクやジャネット・ジャクソン、それにロビー・ウィリアムスなんかのPVを撮ったりもしてたんだ。

Laetitia Casta (レティシア・カスタ、レティシャ・キャスタ)
1978年5月11日フランス生まれのファッションモデル、女優。


1枚目はElle UKに掲載されたもので、2枚目と3枚目はSternに掲載された"Dark City"というシリーズからチョイス。Seb Janiakには他に有名な(と僕が勝手に考えてるだけだけど、でも多分有名)シリーズがあるが、Seb Janiakというと、どうも1枚目の作品が頭に浮かぶ。ということでこういうチョイスになった。
まだ若いなあ、この頃のレティシア・カスタ。かなり前から手元にあるんだけど、いつ頃の写真なんだろう?タイトルからして、SF映画の佳作『ダークシティ "Dark City"』が公開された頃かもしれないな。とすると、1998年公開の映画だから、もう11年も前か。若いはずだ。

:: Seb Janiak - Photographer / Director ::
Wikipedia - レティシア・カスタ

Jansson Stegner





Jansson Stegner (ジャンソン・ステグナー)
コロラド州(Colorado)の州都デンバー(Denver)出身で、現在はニューヨークをベースに活動している画家。

ジャンソン・ステグナーは、「絵は、私を魅了するか、愛、ロマンス、力、それに暴力でわたしを揺さ振ります。」と言っているが、まさにそのとおりの作品を自身で描いている。
制服フェチのマゾヒスト予備軍(いや、ステグナーがそうだと言っているんじゃないよ)が好みそうな、ステキな絵だなあ。

ポストしたのは、"The Redhead"、"Sarabande"、"Grey Sky"、"Great Plains"の4点。


Education:
MFA, The University at Albany, Albany, NY
BFA, University of Wisconsin, Milwaukee, WI


Jansson Stegner - Mike Weiss Gallery
BELLWETHER Gallery - Jansson Stegner
Jansson Stegner - Artwork - The Saatchi Gallery

Sebastian Faena × Agyness Deyn, Amber Valetta, Jourdan Dunn, Naomi Campbell, Natalia Vodianova and Oluchi Onweagba - the 80s Excess Issue -





Sebastian Faena (セバスチャン・ファエナ)
ブエノスアイレス出身で、現在ニューヨークを拠点に活動しているファッションフォトグラファ。
アルゼンチン時代には映画も監督しており、2007年処女長編"La Mujer Rota"が公開されている。
そして2008年、V magazineでフォトグラファとしてデビュ。しかもいきなり20ページも任されたというから、破格のデビュだったということになるのだろう。

ポストしたこのシリーズは、fashionaddictdiaryが"AGYNESS IN PRADA FOR POP WINTER 2008 M&M PARIS"という上手いタイトルを付けたのでそれが流通しているが、画像にレイヤーされた文字は実際には、それぞれのモデルの名前の後に"by Miuccia Prada"という文が繋げられており、それぞれ
"Agyness by Miuccia Prada"、"Amber by Miuccia Prada"、"Jourdan by Miuccia Prada"、"Naomi by Miuccia Prada"、"Natalia by Miuccia Prada"、"Oluchi by Miuccia Prada"
となっている。
しかし、それらがこのシリーズのタイトルというのではなく、Art + Commerceでは、"True Faith"となっている。
また、これらを通してのPOP Magazineの特集のタイトルが、"the 80s Excess Issue"となっている。このエントリではそちらを採用した。

登場しているモデルは、Agyness Deyn (アギネス・ディーン)、Amber Valetta (アンバー・バレッタ)、 Jourdan Dunn (ジョルダン・ダン)、Naomi Campbell (ナオミ・キャンベル)、Natalia Vodianova (ナタリア・ヴォディアノヴァ)、Oluchi Onweagba (オルーチ・オンウェグバ)の6人。ここからからポストしたのは、Agyness Deyn、Naomi Campbell、Natalia Vodianova、Oluchi Onweagbaの4人ということになる。


Magazine: POP 19
Issue: Autumn September 2008
Title: the 80s Excess Issue
Photographer: Sebastian Faena
Model: Agyness Deyn, Amber Valetta, Jourdan Dunn, Naomi Campbell, Natalia Vodianova and Oluchi Onweagba


Art + Commerce: Image Archive
THE NEW POP POPS! | The Imagist
AGYNESS IN PRADA FOR POP WINTER 2008 M&M PARIS on Flickr - Photo Sharing!

Tuesday, April 28, 2009

Marc Hom × Ester de Jong




Marc Hom(マーク・オム)
デンマークのコペンハーゲン出身のフォトグラファ。
デンマーク芸術大学で写真研究を終えた後、1989年にニューヨークへ移住。18ヵ月の修業期間を経て、最初の仕事、ウィーンでのバレエの撮影を依頼され、撮影で6カ月をウィーンで過ごした。その後ニューヨークへ戻り、現在も同地を拠点に活動している。

Ester de Jong (エステル・デ・ヨング、エステル・デ・ヨン)
1974年5月16日オランダ生まれのファッションモデル。

Ester de Jongを撮影したこのエロいシリーズは、2001年に雑誌に掲載されている。ってことは、フォトグラファとして本格的に活動し始めて間もない頃の仕事ということなのか。飛ばしてるなあ。


Magazine: Deliciae Vitae
Issue: # 1 s/s 2001
Title: -
Photographer: Marc Hom
Model: Esther de Jong


fashion_screen: Deliciae Vitae # 1 s/s 2001Esther de Jon

Francisco Guerrero





Francisco Guerrero (フランシスコ・ゲレーロ、フランチェスコ・グエロ)
シアトルを拠点に活動している画家。

色っぽくカッコイイ女たちを描く人で、なぜかアメリカのサイトではあまり作品が見付からず、日本のギャラリーで多くの作品を見付けることが出来た。ポスターなんかも販売しているようなんだけど、部屋に飾るのならウバックやチリダといったアーティストの抽象的で軽い作品の方がコーディネートしやすいかなあと思わなくもない。

ポストしたのは、"Black Sweater"、"In The Bathroom"、"White Underwear"、"Biker Black"の4点。

Education:
1997 MFA, University of California San Diego, San Diego, CA
1994 BFA, University of Southern California, Los Angeles, CA

the HAPPY LION Gallery
フランチェスコ・グエロ タグボート
Artésimo

Anja Elmine Basma



Anja Elmine Basma (アンニャ・エルミーネ・バスマ、アニャ・エルミーネ・バスマ)
ノルウェイ(Norway)中部ソール・トロンデラーグ県(Sør-Trøndelag fylke、スール・トロンデラーグ県)にあるトロンハイム(Trondheim)在住。

ポストした作品の1枚目は多分セルフポートレート。2枚目はカーディガンズ(The Cardigans)のボーカル、ニーナ・パーション(Nina Persson)。う~ん、懐かしい。

anjabasma.no
MySpace
Flickr: Anja Elmine's Photostream
elmine on deviantART
Foto.no - maanedensfotograf - Fotografen - Anja Elmine Basma

Roberta Ridolfi




Roberta Ridolfi (ロベルタ・リドルフィ)
イタリアのローマ生まれで、1999年以降ロンドンを拠点に活動しているフォトグラファ。
ファッション、ポートレートなど。

いかにもイギリスって感じの写真に思えたので、勝手にイギリス人だと思っていたが、イタリア出身だったのか。現在ロンドン在住ってことなので、半分当たりということにしておこう。

Roberta Ridolfi
Early Bird. Photographer: Roberta Ridolfi. Stylist: Nao Koyabu

Dorota Pawiłowska (Dorota Pawilowska)


Dorota Pawiłowska (Dorota Pawilowska、ドロタ・、ドロータ・)
1987年ポーランド南東部のポトカルパチェ県(Województwo podkarpackie)の県都ジェシュフ(Rzeszów、Reichshof、Resovia、ריישע-Reisha)生まれ。現在はワルシャワ (Warsaw、Wawa (ワワ))在住。

写真にある様な女性の傷などにエロティシズムやフェティシズムを感じてしまう男が世の中にはいて、ボクもその気が無きにしも非ずなんだけど、女の人は男の傷などにある種の執着を感じたりするものなのだろうか?多分いることはいるんじゃないかとは思うが、いても非常に少ないような気がする。
と、書いたばかりなんだけど、荘でもないみたいというコメントを頂いたので追加しておこう。「女性は顔にキズがある男性の方が魅力的に見えるらしい」ということが、イギリスのリバプール大学とスターリング大学の研究者の調べで分かったそうである。詳しくはリンク先を読んで頂くとして、コメントにもある様に、フェチの対象というよりも、強さの象徴として惹かれるのではないかというのが、ボクたち男とちがうところかな。男は全体像よりその部分に固執する傾向が強く、ともすればそういったものをコレクションしちゃうからなあ。

pawilowska.com - Dorota Pawiłowska - portfolio
turquoise on deviantART
ALTphotos Photography Community
FOTOrama prezentuje - Dorota Pawiłowska
Transindex -- Képeslapok -- Dorota Pawiłowska

Kristine Potter





Kristine Potter (クリスティン・ポッター)
1977年にテキサス州ダラスで生まれ、農村部、中央ジョージア州で育った。ジョージア大学で美術史のB.A.と写真のB.F.A.を取得。卒業後はパリへ移り住み数年間働いた。帰国後、エール大学の写真科のMFAのプログラムを卒業し、現在はニューヨークを拠点に写真家として活動している。


Kristine Potter

B Berenika






B Berenika (B ベレニカ)
ポーランド(Poland)在住の写真家。
幾分エクスペリメンタルでノスタルジアを誘う写真を撮る。

3、4年以上前からウェブでアート系の画像漁りをしている方は、B Berenikaのあのヒョロッとした女の子のセルフポートレートを見た憶えがあるのではないだろうか(なんて書いてみが、その頃から今も飽きずに画像漁りをしている人がどれだけ残っているのかすごく不安になった。普通、1、2年もやれば飽きるものだろうし)。最近は人様のブログをほとんど見てまわらないので、今もどこかで取り上げられていたりするのかどうかは分からない。当時ボクは、加工されたあのエクスペリメンタルなポートレート群がかなり好きだった。今見返しても、いいなあと思う。とまで書いておいてなんなのだけど、今回、あのシリーズはポストしない(つもりでいたが、2枚目にアレに近い作品を混ぜることにした)。

作品数がかなり多いので、何を基準に選択しようかアレコレ迷ったが、結局B Berenika本人のポートレートのみでいくことにした。ヒョロヒョロポートレートは、そういったテーマでまとめる予定なので今回はパス。

berenika photography
ALTphotos Photography Community

Aron Wiesenfeld Exhibition Information @ Art Chicago 2009



Aron Wiesenfeld (アーロン・ウィーセンフェルド)
毎年開催される恒例の国際見本市アートシカゴ(Art Chicago)にAron Wiesenfeldの作品を取り扱っているギャラリーArcadia Fine Artsも参加し、そのブースでAron Wiesenfeldの作品も展示されることになったというメールが届いたので紹介しておこう。このアートフェアは2009年5月1日から5月4日にかけてシカゴのマーチャンダイス・マート(The Merchandise Mart)で開催されているそうで、参加するには入場料が必要。


Art Chicago
May 1-4, 2009
First Focus for Art Chicago and Opening Previews take place Thursday, April 30


The Merchandise Mart
222 Merchandise Mart Plaza, 12th Floor
Chicago, IL 60654
http://www.artchicago.com/
General Show Hours:
Friday, May 1, 11am - 7pm
Saturday, May 2, 11am - 7pm
Sunday, May 3, 11am - 6pm
Monday, May 4, 11am - 4pm


"GIRL WITH BIKE"、"The Oath Breakers"という作品をポスト。
Aron Wiesenfeldの作品への問い合わせは、

Arcadia Fine Arts
phone: 212-965-1387
email: arcadiafa@aol.com
web: http://www.arcadiafinearts.com/


Aron Wiesenfeld

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Monday, April 27, 2009

Louviere + Vanessa 02



Louviere + Vanessa (ルーヴィエール + バネッサ)
ニューヨークを拠点に活動しているジェフ・ルーヴィエール(Jeff Louviere)とバネッサ・ブラウン(Vanessa Brown)によるデュオのフォトグラファ。

昔一度ポストしているが、昨年の11月A Galleryで発表されたシリーズ"INSTINCT/EXTINCT" - Gold Leaf Photographs -がそれまでと違った作風となっていたので、改めてポストしておきたい。
見ている側のボクの勝手な意見としては、モノクロのザラついた、ノイジーで、エログロゴスな世界を幻視するそれまでの作風には、これ以上先がないのではないかという感じがしていたので、この転換はちょっとうれしいな。

Louviere + Vanessa

Mary Jane Ansell





Mary Jane Ansell (メアリー・ジェーン・アンセル、マリー・ジェーン・アンセル)
1972年イングランド中部、ウェスト・ミッドランズ(West Midlands county)の生まれシュロップシャー(Shropshire)生まれ。現在はイングランド地方南東部、イースト・サセックス州西端の都市ブライトン(Brighton)のノースレーン(North Laine)にスタジオを構え活動している画家。

女性のポートレート中心。サイトにある作品を見る限りでは、屋外を舞台にした作品はない。どれも薄暗い室内を舞台に描かれたものばかりだ。耳を澄まし聞こえるのは遠くで砕ける波の音だけ。静謐な日々。そういったことをイメージさせる、静けさに満ちたポートレート。好きです。

ポストした作品のタイトルは、"Hush III"、"Hush V"、"Collette"、"Reverie"。1、2、4枚目の作品は2007年に制作された作品。3枚目は2005年に制作されたもの。

Mary Jane Ansell - Artist Brighton UK
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Carlo Ravaioli


Carlo Ravaioli (カルロ・ラヴァイオーリ、カルロ・ラヴァイオリ)
1954年2月12日イタリア北部のエミリア=ロマーニャ州(Emilia-Romagna)のラヴェンナ(Ravenna)生まれ。現在はフォルリ=チェゼーナ県(Provincia di Forlì-Cesena)の県都の1つフォルリ(Forlì)在住の画家。
切り出した石をそのまま積み重ね漆喰を塗り重ねた迷宮のように入り組んだ街とそこに暮らす気だるい雰囲気を身に纏った女達を描いている。

ポストした作品は"Nudo Deco'"という作品。
サイトにあったテキストを斜め読みすると、ダリとクリムトの名前があったのだが、どういう文脈で名前が出てきたのかといところまでは確認しなかった。ボクがCarlo Ravaioli の描いた女たちを見て思い浮かべるのはそのふたりではなく、モディリアーニかな。

Ravaioli, Carlo
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