Lori Vrba - Safekeeping -

Lori Vrba (ロリ・ヴルバ)
ノースカロライナ州(North Carolina)のチャペルヒル(Chapel Hill)を拠点にファインアートとポートレートのフィールドで活動している写真家。

撮影は基本的にモノクロで行い、フラッシュは使用しないとのこと。
また、ロリ・ヴルバ(Lori Vrba)は自分の子供たちを被写体に作品を撮影している。
三人の子供たちは、一番年上が男の子、その下のふたりは男女双子。
今回ポストしたシリーズに登場しているのもこの三人の子供たちであり、その中から女の子を撮影したものを選んだ。つもりでいるのだが、もしかすると男の子が混じっている可能性がある。
この"Safekeeping"シリーズの印象を簡単に書いてみると、柔らかな光、ひんやりとした空気、ノスタルジアといった感じになり、イメージ的には夏の終わりにポストするのがふさわしいかもしれないが(ちなみに、このシリーズは夏を中心に撮影されているというのでもなく、冬や秋にも撮影されている)、夏が始まるといつも決まって夏の終わりのことを考えてしまう自分の感覚に合わせて、この時期にポストしておこう。でも今年はまだ夏って感じがあまりしないね。

Lori Vrba Photography
lori vrba – safekeeping « burn magazine

Lise Simonnæs

Lise Simonnæs (リーセ・)
1956年ノルウェー南部ホルダラン県(Hordaland)の港湾都市ベルゲン(Bergen)生まれの画家。

ベルゲン国立美術大学(Kunsthøgskolen i Bergen)でテキスタイルを学び、卒業後は展示会に参加をしていたが、テキスタイルと絵画とプレキシガラス(透明なアクリル樹脂)を組み合わせる技法を編み出し、その技法による作品を制作するようになった。
ポストしたこの四点(三点目は九つの作品のサムネ)にもその技法が使われているのだろうが、画像ではそれがどういったものなのかよく分からない。どうも作品に浮遊感を与えているということらしいのだけど、プレキシガラスは立体感を出すために使用されているのだろうか。

HOLE artcenter

Birthe Piontek - Sub Rosa -

Birthe Piontek (ビルテ・ピオンテック)
1976年ドイツのニーダーザクセン州(Land Niedersachsen)北西部の都市のレーア(Leer)生まれの写真家。
ポートレートやランドスケープなどを撮影している。

ポストしたのは、"Sub Rosa"という十代の少女たちを被写体にしたシリーズ。
翳りと言えばいいのか喪失感と言えばいいのか分からないがそういったロマンチシズムがビルテ・ピオンテック(Birthe Piontek)の撮影した少女たちからは感じられる。ピオンテックは被写体の少女たちに自己を同一化させたりせず距離感が保たれているので、変なべとつき感もない。こういったポートレートは好み。


Education:
1997-2004 University of Essen, Germany, Department of Communications Design, M.A. Photography


Birthe Piontek :: Photographer
Arbeiten
Birthe Piontek at photo-eye Gallery

Barry Lategan - ELLE 7 juillet 1975 - Yves Saint-Laurent -

Barry Lategan (バリー・ラテガン)
南アフリカ出身で、イギリス在住のフォトグラファ。

ツイッギーを撮っているので、その手の写真が好きな人なら、バリー・ラテガンの名前を見たことがあるのではないだろうか。

ポストしたこの一列に寝そべったお子様たちは、1975年7月号のELLE誌に掲載されたもので、一昔前の時代の田舎の気ままな生活をイヴ・サン=ローランという最新のモードで撮影したシリーズの中の一枚。
お子様たちが一生懸命寝たふりをしているところがとても可愛らしい。

このイメージは、ミッドセンチュリー関係の情報をまとめていて見つけたんだけど、その流れの中じゃポストし辛いのでこの辺りでポストしておく。ミッドセンチュリー関係は準備が間に合えば来月早々にポストしていく予定。なんだけど、情報をまとめている段階で結構満足してしまって、もういいじゃんポストしなくたってさ、という気分に現在支配されている。

Tout en liberty le 7 juillet 1975 : Doucement le matin, pas trop vite non plus l'après-midi

Alejandro Chaskielberg

Alejandro Chaskielberg (アレハンドロ・チャスキエルベルグ)
1977年アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。

Alejandro Chaskielberg (アレハンドロ・チャスキエルベルグ)の撮る最近の写真は人工的な雰囲気が濃厚だったのだが、今回ポストした"The High Tide"というシリーズはそれが更に推し進められ、風景の中の人物たちをミニチュアの中に置かれたフィギュアの様に撮影している。
二枚目は｢クリスティーナの世界｣のパロディに見えるけど、多分無関係だろう。

Alejandro Chaskielberg
Critical Mass 2008 Winners

John Swannell & Elena Fini

John Swannell (ジョン・スワンネル)
1946年生まれの写真家。
デビッド・ベイリー(David Bailey)のアシスタントを経て独立。

スワンネル単独のエントリはそのうち立てる予定。

Elena Fini (エレーナ・フィニ)
グラフィックデザイナー。

このふたりで制作した作品は全部で12点あり、カレンダーのピンナップのように各月のイメージを制作している。ここでは、七月か八月をイメージして制作したと思われる"Conservatory"という作品をポスト。
以前、この作品と同じく温室を舞台にした作品を加藤木麻莉(Katogi Mari)のエントリでポストしたことがある。マンガの中には温室が登場することが非常に多いが、写真、あるいは絵画やイラストには温室を舞台にした作品はあまりないのではないだろうか。まあ、僕がたまたま出会わないだけで、それなりに存在しているのかもしれないが。

ART GALLERY - English Eccentrics

Chloe Early

Chloe Early (クロエ・アーリー)
1980年ロンドン(London)生まれの画家。

2003年にダブリン(Dublin)のNCAD(National College of Art and Design)を卒業し、現在はロンドンを拠点に活動している。

ポストした作品のタイトルは、上から

"VAGABOND"
"Playground Of The Western World"
"Bloom & Bounty"

最初の"VAGABOND"という作品を見たときに、古賀春江の『海』のことを思い出したということを、今情報をまとめていて思い出し、そんなに似てるかな？と両者を見比べてみたが、海と空と水平線くらいしか共通点がなく、あとは女性が描かれているとか、気球と飛行船は宙に浮かぶという点で似ているとか、季節は共に夏だろうとか無理やり両者を結び付けられる部分を探し出せなくはないのだけど、この作品を見てあの作品を思い出すというくらい似ているというものではなかった。連想というものもいい加減なものですな。

Chloe Early - Welcome
BLK/MRKT
StolenSpace Gallery
Chloe Early @ StolenSpace - a set on Flickr

Henri Peyre

Henri Peyre (アンリ・ペイル)
フランスの写真家。

ポストしたのは、

"Julia à la plage" (2000)
"Nageuse" (2000)

の二点。
一枚目の"Julia à la plage"は、空の色と海の色や水平線と雲と少女の位置などが恐ろしいくらいに決まっている。そして更に一枚目と二枚目が少女と頭上の雲でつながっているところがまた面白い。

henri peyre
galerie-photo
HENRI PEYRE

Misha Kominek

Misha Kominek (ミシャ・コミネク)
写真家。
ポートレート、ライフスタイル、旅行、ランドスケープなど。

情報を探しきれなかった。

なんとなく佐藤康恵を思い出したのと夏ってこともあるのでこの写真を選んでみた。おおっと、名前が｢さとうやすえ｣って平仮名表記になってたんだ、知らなかった。PENTAXのCMがすごく好きだった。カワイイんだよね。まあ、それだけなんだけど。検索したらYouTubeにそのCMが上がってた。久しぶりに見たけど、やっぱいいなあ。

Misha Kominek Photography
Arbeiten

Yulia

Yulia (ユリア)
イスラエル(Israel)在住。

意図的に演出されたものなのかどうか判断できないのだけど、古い雑誌のグラビアを見ているみたいな甘酸っぱさがこの人の写真にはある。

Flickr: Yulia ♥'s Photostream

Henrik Halvarsson

Henrik Halvarsson (ヘンリック・ハルワーソン)
1969年スウェーデン生まれのフォトグラファ。

無茶苦茶スタイルに幅があるってのではないのだけど、いろんなスタイルの写真を撮る。でいて器用貧乏じゃなく、カッコイイ。
バラエティあるチョイスをしたいところだけど、夏ということもあるので(今、雨ジャージャーだけど)、季節にあった作品を選んでみた。

Welcome to my great site - Henrik Halvarsson


我々が愛したfoto_decadentは逝った、何故だ!?

All Tomorrow’s Girlsのfumi_oさん情報でfoto_decadentが消えていることを知る。
どうして消えてしまったんだ？
僕が定期的に覘いている数少ない情報源のひとつだった。
百ヶ所以上ブクマしているのに、それがすべてトンでしまって、涙目どころじゃない。
ScrapBookでローカルに保存しているのも中にはあるのだけど、それはごく一部だし、こんなことになるなら片っ端からローカルに保存しておけばよかったよ。
復活はないのだろうなぁ。

なにはともあれ、お世話になりました。

Adam Stennett

Adam Stennett (アダム・ステネット)
アラスカ州(Alaska)北西部のスワード半島北側ベーリング海に面した街コッツビュー(Kotzebue)生まれの画家。
現在はニューヨークのブルックリン在住。

以前はネズミばかりを極端なリアリズムで描いていた人なんだけど、一昨年あたりから風呂場やプールなど水際にいる女性や女の子を描くようになった。

ポストしたのは、

"Girl in Bathtub" (2007)
"Drink" (2007)
"Girl in Red Bikini with Tussin" (2008)

Education:
Willamette University, Salem, Oregon, BA, 1994

The Paintings of Adam Stennett

Settimio Benedusi

Settimio Benedusi (セッティモ・)
1962年生まれのファッションフォトグラファ。
イタリアのミラノを拠点に活動している。

陽気で開放的で健康的でセクシーな女たち、要するに爽やかなエロさが満喫できる。できるんだけど、個人的に求めている方向と違うこともあって、こういったタイプのフォトグラファのイメージを選ぶのは難しい。いかにもって感じのピンナップイメージがあるのだけど、こういったチョイスになった。

Settimio Benedusi
MySpace
Max Casting: le modelle di Settimio Benedusi

Jon Compson

Jon Compson (ジョン・カンプソン)
イギリス出身のファッションフォトグラファ。

ノッティンガム大学(University of Nottingham)を卒業後ロンドンへと移り、何人かの有名フォトグラファの下で働いた後に独立。現在は、パリ、ニューヨーク、ロンドンで活動している。

オフィシャルサイトが立ち上がっていた。

::: Jon Compson Photographer | Advertising Photography | Editorial Photography | Fashion Photography :::
Patricia McMahon

Dana Hoey

Dana Hoey (ダナ・ホーイ)
1966年生まれのアーティスト。

カリフォルニアのMarin Countryで育ち、東海岸に移り住んだ。
Wesleyan大学では哲学を専攻し、その後イエール大学でMFAを取得。
現在はニューヨーク在住で、コロンビア大学で教鞭をとっている。
旦那はアーティストのOliver Wasow。

Dana Hoey

Antonio Barrella

Antonio Barrella (アントニオ・バレラ)
1955年イタリア(Italia、Italy)南西部、ティレニア海に面したカンパニア州(Regione Campania)サレルノ県(Provincia di Salerno)のコムーネのひとつロッカグロリオーザ(Roccagloriosa)生まれで、ローマ(Rome)を拠点に活動しているファッション＆ジュエリー・フォトグラファ。

::::::::::::::::::_Studio_Orizzonte_::::::::::::::::::
SHOWstudio: Viewers: antonio barrella

Gemma Booth - Computer Love -

Gemma Booth (ジェンマ・ブース)
イギリスを拠点に活動している写真家。

Gemma Booth(ジェンマ・ブース)の撮る十代の少女たちはみな魅力的で大好きなんだけど、中でも今回ポストした"Computer Love"というシリーズは特にお気に入り。
初夏になったらポスト使用と待ち構えていたのに、気が付いたら夏に突入って時期になっていた。まあ、突入といっても、今年はまだ夏になったという気がしないのだけど。

Gemma Booth Photography
GemBlog®


ブログのガジェットってあまり使ったりしないのだけど、先日、Blogger使い御用達の情報ブログクリボウの Blogger Tipsを覘いたら、涼しげなガジェットが紹介されていた。早速導入。右上の魚がチョロチョロ泳ぎ回っているのがそれ。
涼しげでもブログ自体が重くなってしまうのは夏的に微妙なので、それに合わせて、メインページに表示されるエントリを一週間分から三日分へと変更した。
夏の間はとりあえずこのスタイルで行く予定。

Julia Kennedy - Things were different.. -

Julia Kennedy (ジュリア・ケネディ)
ファッションフォトグラファ。

こちらは手製の看板やポスターっぽい雰囲気を持った"Things were different.."というシリーズをポスト。
一枚目とかは、トリミングしたらイギリスのインディーズのバンドがジャケで使いそうなイメージ。だからというのではないのだけど、結構好み。ん～、でも今はこのイメージに合うような音楽をやっていそうなバンドっていないかもしれない。

::::: JULIA KENNEDY, FASHION PHOTOGRAPHER, LONDON :::::