John Bratby
John Bratby (John Randall Bratby、ジョン・ブラトビー)
1928年7月19日ウィンブルドン(Wimbledon)生まれ、1992年7月20日没。
英国の画家。
ウォルター・シッカート (Walter Sickert) やカムデン・タウン・グループ (Camden Town Group) に影響を受けたスタイルに、ゴッホやアブストラクトな表現主義などの攻撃的なスタイルを取り入れた。
"Kitchen sink realism" 派の画家として有名。
"Kitchen sink realism (or kitchen sink drama)" というのは、1950年代後半から1960年代半にかけて、イギリスの演劇、芸術、小説、映画、そしてとテレビドラマで活発だった若者の表現活動を指す言葉である。
このタームは元々、評論家のデビッド・シルベスターがジョン・ブラトビーの描く作品について、台所などの家庭を主題としたドメスティックなものばかりだ、陳腐でつまらないと揶揄して書いた記事 "The Kitchen Sink" に由来するものらしい。
よくある話だが、ひとりの画家の作品傾向を揶揄した"Kitchen sink"という言葉は、その後、"Kitchen sink realism" として、同世代の新しい表現を指す言葉となった。多分、徐々に肯定的に使用されるようになったのではないだろうか。
この "Kitchen sink realism" とされる画家には、他に Derrick Greaves, Edward Middleditch and Jack Smith などがいる。
2007年に発売されたマーク・ノップラー (Mark Knopfler) のソロアルバム "Kill to Get Crimson" のジャケットにジョン・ブラトビーの作品が使用された。
ポストしたのは "The best tits in London said an art critic" という作品。
Wikipedia
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