Maggie Taylor - Almost Alice
Maggie Taylor (マギー・テイラー)
ということで、Maggie Taylor (マギー・テイラー) のアリスシリーズをこの辺りでポストしておきましょう。
Maggie Taylor (マギー・テイラー) は、素直に 『不思議の国のアリス "Alice's Adventures in Wonderland"』 の物語の場面を作り上げてはいません。"Almost Alice" シリーズは、舞台の書割を背景に演じられている 『不思議の国のアリス』 劇とでもいえばいいのでしょうか、作品を見て物語の中に溶け込んでしまうこと許してくれない構造になっているのです。Maggie Taylor の描く舞台に登場するアリス役の少女は、いつも同じ少女がアリスを演じるというのではなく、時代が違うのか、それとも場所が違うのか、あるいはその両方であるのかは分からないのですが、場面ごとにそれぞれ違った少女が舞台に登場しています。ひとつのキャラクターを複数の少女が演じているのを見ていると、懐かしさを漂わせていながらも、絶えずその虚構性を意識させられますし、物語の同一性も揺らいでくるのではないでしょうか。
そこら辺りについてどういう意図を持って作品を制作しているのか知りたいのですが、どこかにそういったことについて語ったインタビュ記事とかないんでしょうかね?
この Almost Alice シリーズ、発表されてすぐくらいの頃は、探しても大きな画像ってあまり見付からなかったんですけど、久しぶりに検索ひた時に大きな画像の鑑賞できるウェブギャラリーを見つけることが出来ました。
アリスフリークの方はもうご存知なのかもしれませんが、発表された当時にに Maggie Taylor のこの "Almost Alice" シリーズをご覧になった方で、もう少し大きな画像が欲し~いって思ってらっしゃった方は、下記のギャラリーのいずれかを訪れてみるといいでしょう。2年前に見たものよりは大きな画像で作品を鑑賞できます。といっても、550 pixel × 550 pixel だから、特大って訳じゃありませんが、それでも、小さい画像よりかは随分マシです。それに、"Almost Alice" シリーズ以外の作品も 550 pixel × 550 pixel の画像で鑑賞できます。また、画像が DL 出来るかどうかは、人それぞれで、もし、透明 gif が落ちてきた場合は、自分には DL の知識がないんだと諦めて下さい。
"Almost Alice" シリーズの中から、"A very difficult game indeed"、"But who has won?"、"I'm grown up now"、"Patience" の4点をポスト。
:: maggie taylor ::
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John Cleary Gallery - Maggie Taylor "Almost Alice"
Modernbook - Maggie Taylor
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