Dita von Teese

Dita von Teese (ディタ・フォン・ティース、ディータ・ヴォン・ティース)
1972年9月28日ミシガン州 (Michigan) オークランド郡 (Oakland County) ロチェスター (Rochester) で生まれる。本名は、Heather Renée Sweet。
1990年代に復活したネオバーレスク (Neo-Burlesque) あるいはニューバーレスク (New Burlesque) と呼ばれるバーレスクのリバイバルブームの火付け役となったバーレスク・ダンサー、フェティッシュ・モデル。
現代における "the Queen of Burlesque" といえば、この Dita von Teese を指す称号といっていいだろう。
髪は元々金髪なのだが、ベティ・ペイジっぽくブルネットに染めたところ、仕事が増えたことから、以後それで通すこととなった。また、左目尻付近のホクロはダンサーとなった頃に入れた刺青である。

母親や父親、叔母といった近親者が好んでいたものの影響から、子供の時分よりランジェリーやストッキングへの嗜好が顕著だったので、十代の頃に母親に連れられて初めてブラを購入した時に母親が選んだ質素なベージュのブラにはいたく失望したらしい。この経験が Dita von Teese のランジェリーへの更なるこだわりへと繋がってゆく。

Dita von Teese は、5歳からバレエを習い初め、13歳の時地元のバレエ団でソロを務めた。
12歳でカリフォルニア州 (California) のオレンジカウンティ (Orange County、オレンジ郡) へと引っ越しているから、このバレエ団は引越し先のバレエ団になるのだろう。
そして19歳でストリップ・ダンサーに。しかし、様式化したストリップティーズの世界は退屈でしかなく、独学でダンスや道具のスタイルを練り上げてバーレスク界へと足を踏み入れた。

Dita von Teese の熱烈なファンだったマリリン・マンソンと数年間の交際を経て、2005年の12月に入籍。ちなみにこの時の結婚式は無宗派で行われ、執り行ったのは映画監督のアレハンドロ・ホドロフスキー (Alexandro Jodorowsky、Alejandro Jodorowsky ) である。
この結婚生活がそう長く続くことはなく、一年後の2006年12月にふたりの離婚が明らかにされた。

2007年、ワコールとの協賛により来日し、なぜか蜷川実花による撮影が行われている。作品を見ていないのでアレなのだが、この組み合わせってあまり食い合わせがよくない気がするのだが、実際のところはどうだったのだろう。

DITA VON TEESE - Official Website of the Burlesque Performer, Fetish Star and Model
Wikipedia - Dita von Teese