Mario Sughi

Mario Sughi (マリオ・スギ、マリオ・スーギ)
1961年生まれのイラストレーター。
アイルランド (Ireland) のダブリン (Dublin) 在住。

これまで何度かメールをもらっている、この Mario Sughi だが、すっかりポストするのが遅くなってしまった。1年ちょいぶりにメールを頂いたので、この期にポストしておこう。ずっとアイルランドの人か、なんたかイタリア人っぽい感覚の作品なのになと思っていたが、どうやらイタリア出身らしい。やっぱりね。どこから見てもイタリアって作品だもの、そうじゃなきゃおかしい。

Nero su Nero (Black on Black)
Mario Sughi | nerosunero 2009 | Dripbook



イタリアっぽいで思い出した、上記の内容とは無関係な話をひとつ。
漫画版じゃなくてアニメ版の 『ルパン三世』 って、小っちゃな頃から、どういう理由からなのか不明なんだけどフランスっていうよりはイタリアっぽい感じがしていた。再放送で見る度に、イタリアっぽい感覚があるよなあと子供心に思っていたのだ。学生時代に後輩と雑談していた時、ふとそのことを思い出して、『ルパン三世』 って、なんかフランスっていうよりイタリアって感じがしない？と投げかけてみた。すると後輩も、そういやそうっすねとなり、しばらくふたりで音楽がとかファッションがとか色彩感覚がとかイタリア映画がとか話していたのだけど、なぜそう思ってしまうかのか結局結論が出なかった。
いい年をしたオッサンになってしまったが、その齟齬感を未だに拭えないでいる。
ちなみにルパンシリーズで最も好きなエピソードは、故大和屋竺の脚本による ｢魔術師と呼ばれた男｣。このエピソードが好きな方は多いのではないだろうか。