Zoe Lacchei

Zoe Lacchei (ゾーイ・)
イラストレーター。

ローマ近郊の小さな町で育った。
喧騒から離れた静かな町だったそうで、この町で育ったから、ゾーイは内気で内向的な性格に育ったと考えているらしい。
孤立することがゾーイに抽象概念と現実逃避能力を与え、このふたつがゾーイの制作する作品の特徴の基礎になった。
高校を卒業してからは、アカデミックな教育を受けることよりも、自分の好みだったテーマ(人体解剖や日本文化)に集中していたそうで、特にマンガやアニメ、ケームといった日本文化はゾーイの作品に大きな影響を与えることになった。

2004年、マリリン・マンソン (Marilyn Manson) はアルバム "Golden Age of the Grotesque" ゴールドディスクとなったことを記念して、ゾーイに仕事を依頼。13枚のイラストを描いている。
そして2007年に再び依頼を受け、今度は "Eat Me, Drink Me" のゴールドディスクを記念したイラストを制作した。


Zoe LaccheiがFavourite artistとして挙げているのは、

山本タカト (Takato Yamamoto)、村田蓮爾 (Range Murata)、寺田克也 (Katsuya Terada)、韮澤靖 (Yasushi Nirasawa)、小畑健 (Obata Takeshi)、キム・ヒョンテ (김 형태、金 亨泰、Kim Hyung Tae)

で、ほぼ日本のイラストレーター、漫画家で占められている。
好きな作家も、

よしもとばなな (Banana Yoshimoto)、三島由紀夫 (Yukio Mishima)

のふたりが挙げられていて、日本文化が好きだということがよく分かる。
作風からすると、ばななや三島ではなく、谷崎潤一郎を好みそうな感じなんだけど。
好きな写真家のリストもついでに追加しておこう。

荒木経惟 (Nobuyoshi Araki)、ゴットフリート・ヘルンヴァイン (Gottfried Helnwein)、フローリア・シジスモンディ (Floria Sigismondi)、ジョエル＝ピーター・ウィトキン (Joel-Peter Witkin)、ペッター・ヘグレ (Petter Hegre)

Zoe Lacchei
zoe lacchei
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