Sacha Dean Biyan

Sacha Dean Biyan (サッシャ・ディーン・ビヤン)
1968年10月1日カナダCanadaのモントリオールMontreal生まれ。
fashion photographer、photojournalist。
元々は航空工学の修士号を取得し、航空宇宙産業のコンサルタントとして働いていたらしい。
そしてその後、30代前半にキャリアの転進を図り写真家となる。
fashion 誌のために撮影された作品は、その枠を超え fine art 足ろうとする意思が感じられ、エロティシズムをちらつかせる作品も決して下品にはならない。
Sacha Dean Biyan は fashion 誌のためだけに写真を撮っているのではなく、photojournalist としても活動をしており、南米各地で撮影されたトライブのポートレートやランドスケープは、fashion 誌のために撮影された作品とはまた一味違った美しさがある。
それらの作品群の中に、目の周りを赤く染めた少女と三羽の金剛鸚哥 (コンゴウインコ、Macaw) を撮影した写真がある。
金剛鸚哥について一応調べたので、その成果を発表させて頂くと、写真に写っている三羽の内二羽は紅金剛鸚哥 (ベニコンゴウインコ、Green-Winged Macaw、Red-and-green Macaw) で、この鳥はコンゴウインコ属 (Ara genus) の中ではサイズが最も大きく、南アメリカ北部の森林に広く分布している。
極彩色の鳥と言われて多くの人がまず思い浮かべるのがこの鳥だろうし、この鳥を見た場合はジャングルにいるカラフルな鳥だと思う人が多いだろう、と他人事のように書いているが、実のところ自分の持っていた印象を語っているに過ぎないところが悲しい。
もう一羽の緑の金剛鸚哥は、どの種類か絞りきれなかった。
とにかく、とてもカラフルな作品で、はじめて見た時にとても気に入ったのですぐ flash を切り取った。
この作品をポストする気満々だったのだが、切り取っている最中にこの作品がポストできないことに気が付いた、というか、個人的にはどうってこと無いと思うのだが、思わない人もまた多数いらっしゃるのだろうと考えポストを諦めたといった方が正しいかも。
う～ん、なんという内なる規制。
その後、この作品をポストしている人を見つけたが、問題になると思われる部分はやはりカットされていた。
この辺りの表現をどう捉えるのかって考えんの面倒くさくてヤダなぁ。

ポストした作品は、fashion 誌のために二人組の model を撮影した作品をポストする予定でチョイスしていたのだけど、まとまりが悪くなるが、南米で撮影された作品を1枚混ぜることにした。
色彩的には派手さは無いが、背景のアンデス山脈 (だと思うが違うかも) の美しさ、澄んだ光と空気は格別のものがある。

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