Jeremy Lipking 02
Jeremy Lipking (ジェレミー・リップキング)
1975年ロサンゼルスのサンタモニカ(Santa Monica)生まれの画家。
フランスの画家ウィリアム・ブグロー(William Adolphe Bouguereau、,ウィリアム・アドルフ・ブグロー)やジャン=レオン・ジェローム(Jean-Léon Gérôme)、イギリスの画家フレデリック・レイトン(Frederic Leighton)やジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(John William Waterhouse)、そしてアメリカのジョン・シンガー・サージェント(John Singer Sargent)やウイリアム・マクレガー・パクストン(William McGregor Paxton)といった19世紀の具象的リアリズム派(figurative realistsってこう訳していいものなんでしょうかね)の伝統を受け継いだ作品を描き続けているとのこと。ウイリアム・マクレガー・パクストンの作品は今回調べて初めて見たのだけど、それ以外は好きな画家ばかり。リップキングの作風がちょっとウィリアム・ブグローっぽいかなという気はしていたので納得した。
ジェレミー・リップキングの作品では、前回のエントリでポストした"Nymphe du Bocage"が最も好き。久しぶりにサイトを訪れてみたが、これまでとちょっと作品の雰囲気が違うかなという感じを受けたので、改めて作品をポストしてみたい。
作品のタイトルは、
"La Meneuse de Revue"
"Among the Aspens"
"Eden Rose"
三枚目に描かれた少女は、なんとリップキングの娘だそうである。この作品を見たときに、ジョン・シンガー・サージェント(John Singer Sargent)の『カーネーション、リリー、リリー、ローズ "Carnation, Lilly, Lilly, Rose"』のことが頭に浮かんだんだ。上で書いた様に影響を受けているらしいので、この作品を念頭において描かれたんじゃないかと思うのだが、実際はどうなのだろ?
《関連エントリ》
traveling with the ghost: Jeremy Lipking
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