Sunday, May 31, 2009

迂闊な月曜日の蝶蒐集家 三頭目 - Butterfly Collector on Careless Monday 03

Metamorfosi


Metamorfosi






Turning




The Love Letter, 1997


4-legged Psyche, 1996


Der Venuspakt








よく知られていることだが、ドイツ(を含めたドイツ語圏)では蝶と蛾は区別されず、Schmetterlingと呼ばれる(今ドイツ語のWikipediaを覘いてみたら、Schmetterlingではなく、Schmetterlingeと単語の最後に「e」が付いていた。この違いは何?検索ではどちらも引っ掛かるんだけど)。つまり昆虫類の分類群上の鱗翅目(りんしもく)と同一ということになる様だ。

小学生の頃、夏になると、早朝、近所のホテルまで昆虫採集に出かけるのが日課だった。目的は夜中にホテルの外灯目当てに飛んできたカブトムシやクワガタを捕まえることで、それ以外の虫は敵、特に巨大な蛾はおぞましい以外の何ものでもなく、たまにこちらに向かって飛んできたりすると、逃げ回っていた。蛾の燐粉が目に入ると目が潰れてしまうと何の根拠もなく思い込んでいたからだ。だから、ドイツなどの国に蝶と蛾の区別がないと最初に知った時は、蝶と蛾が区別されていないだなんて、驚いたものである。


このエントリでは、妖精といえばいいのか、蝶の羽を生やした女性や少女のイメージをまとめてみた。昔の挿絵画家の作品も手元にあるにはあるのだけど、個別にエントリをほとんど立てていないので、それが終わってからボチボチまとめてみたい。
あ、日本のアーティストの作品も混ぜるべきだった、なんてことをポストする段になって気が付いて、ちょっと反省。

この内容は次回ポストする予定だったので、この後もうひとつポスト。

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