Pat Brassington

Pat Brassington (パット・ブラシントン)
1942年オーストラリア (Australia) タスマニア州 (Tasmania) の州都ホバート (Hobart) 生まれの写真家。検索してみると、photomedia artist、Australia’s key surrealist と呼んでいる人もいる。

デジタル技術を使用して、夢の中の一場面を切り取ったかのような模糊としたイメージを作り出す。
他の人は同感じるのか分からないが、個人的には、一枚二枚を見ているうちは別にどうといったこともないイメージなんだけど、これが十枚二十枚と続けて見ていくうちに微妙に精神を圧迫された感じを受けるようになってくる。

2004年7月に東京で開催されたオーストラリアの現代写真展に作品が出品されていたらしく、オーストラリア大使館のプレスリリースアーカイブに、当時のプレスリリースがあったので、Pat Brassington について書かれた部分を引用しておこう。

Pat Brassington パット・ブラシントン

ブラシントンは、疑似心理の観念を探求しています。彼女の手が加えられたデジタルプリントは、ありふれた物を不思議な視覚に変えて見せています。超現実的で滑稽で、時として悪意のある彼女の作品は、フープスカートの下にある二組の足や、プラスチックの人形の歪められた横顔など、見慣れたものと奇妙なものの差異について考えさせるのです。
オーストラリア大使館プレスリリース より

ポストした作品は、2004年の "Helter Skelter"、2008年の "Sweet inspiration"、2000年の "Camera"、2005年の "Angel Lust" の4点。

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