Monday, June 01, 2009

Rake Baker





Rake Baker (レイク・ベーカー、レーキ・ベーカー)
バージニア州のリッチモンド(Richmond)の伝統的なワーキングクラスの環境で生まれ育った。

1961年から1971年にかけて影響を受けたのは、まだ洟垂れ小僧だった頃は、ビートルズ(the Beatles)、聖書の絵とイラスト、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)、ミッキーマウスクラブ(Mickey Mouse Club)、マイティマウス(Mighty Mouse)、ビーニー&セシル(Beany and Cecil)、ロッキー&ブルウィンクル(Rocky and Bullwinkle)、そして父親のポール・ベーカー(Paul Baker)。
思春期の入り口で重要な四年間を過ごしたハワイでは、ユースカルチャ、サーフカルチャ、クリシュナ(Krishna)、そしてサイケデリックと出会う。

1972年から1980年にかけて、バージニアを放浪していた10代には、油絵具とペンとインクとコラージュに出合い、ロバート・クラム(Robert Crumb)、リック・グリフィン(Rick Griffin)と他のサンフランシスコのアングラ・コミックス・アーティストたち、そしてフィルモアのポスター・シーンのアーティストたちに夢中にさせられた(Turned on)。
影響を受けたのは、アブドゥル・マティ・クラーワイン(Abdul Mati Klarwein)、ダリ(Dali)、エッシャー(Escher)、中国やヴェトナムからやって来るコミュニストのプロパガンダイメージ、アングラプレス、グレートフルデッド(Grateful Dead)、そしてLSD。

1980年にNYCへとやって来たベーカーは、この先20年をこの地で過ごすことになる。飲んだくれのガターパンクとして出発し、後に筆を握ってキャンバスに向い、アッパーイーストサイド、ロワーイーストサイド、チェルシーを転々とし、イェール大学とスペインのバルセロナではショーを開催し、1990年にポロック/クラスナー賞を受賞した。
この時代に影響を受けたのは、初期キリスト教とヒンズー教のイコノロジー、ヴィレム・デ・クーニング(Willem de Kooning)、フランシス・ベーコン(Francis Bacon)、マックス・ベックマン(Max Beckmann)、1950年代ピカソ、リー・クラスナー.(Lee Krasner)、スーザン・ローゼンバーグ.(Susan Rothenberg)、パット・ステア.(Pat Steir)、ビート作家、ハードコアパンク・シーン、LSD、大麻とカフェイン。

1994年後半にツールとしてのコンピューターを発見し、ウェブマニアとなったベーカーは、シリコンアレーの中でデザイナー/サイトビルダーとして目がくらむハードな日々をおくり、睡眠時間と引き換えに高い給料を得た。

2000年夏、米国ネットバブル崩壊。仕事を失ったベーカーはカリフォルニア州北部のメンドシーノ郡(Mendocino County)近くの小さな町へと移住し、現在に至る。

ポストは1枚目が不明だったので、2枚目以下のタイトルを記しておく。

"Woman And Child In Green And Gold"
"The Wallflower"
"Woman With Angel And Conch Shell"

なんといいますか、作品に時代から受けてきた刻印がどうしようもなく滲み出てますよね。

rake baker
Rake Baker

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