Thursday, August 27, 2009

Tomer Hanuka



Tomer Hanuka (トマー・ハヌカ)
1974年イスラエルのテルアビブの郊外で生まれた。
イラストレーター。

2002年、イスラエル軍での3年間の軍役を終えた後にニューヨークへ移住。
上手いなあと思うんだけど、女性や女の子をなかなか単体で描いてくれないのがたまに傷。その代わりスタイリッシュでカッコイイんだけどね。

トマー・ハヌカは兄弟とともに今年の初めに話題になったイスラエルのアニメ映画"Waltz with Bashir"の制作にかかわっている。監督はアリ・フォルマン。戦争のドキュメンタリー映画をフラッシュアニメで製作し、かなりポップな手法が採られているので映像的にはかなりカッコイイ。
カッコイイといっても、監督のアリ・フォルマンの体験をもとにしたドキュメンタリなので内容は軽くは無い。

Waltz with Bashir

この映画のストーリーは、こんな感じである。
1975年に起きたベイルートでの銃撃戦を端に発したレバノン内戦。1982年、当時19歳だったアリ・フォルマンは兵士としてレバノン侵攻に従軍。9月のパレスチナ難民キャンプで起きた大量虐殺事件にも一兵士として関わった。2006年、フォルマンは従軍していた当時の友人に会い、その時に従軍時の記憶が毎晩悪夢となってよみがえるという友人の話を聞く。しかし、当時友人とともにそこにいたはずのフォルマンは、自身の記憶からその間の出来事がすっぽりと抜け落ちていることに気が付き愕然とする。当時あそこで何が起こったのか、失われ、抑圧された記憶とは何なのか、当時の友人たちに会って自身の記憶を掘り起こすためにフォルマンは旅をする。

動画サイトで漁ればこの映画のトレーラーや監督へのインタビュを見つけることができる。

Hanuka, Tomer
tropical toxic
T. Hanuka art prints
Wikipedia

2 comments:

Anonymous said...

1枚目は、スティーブン・キングの小説「セル」の冒頭部分ですね。(先日読んだばかりです)

cha cha 2000 said...

なるほど、キングですか。

キングは五、六作しか読んだことがなく、しかも最後に読んだのがダーク・タワーの一巻だか二巻だかなので、もう随分ご無沙汰。
久しぶりにキングを読んでみることにします。