Thursday, November 20, 2008

Francoise Petrovitch





Françoise Pétrovitch (フランソワーズ・ペトロヴィッチ)
1964年、フランス東部ローヌ=アルプ地域圏 (Rhône-Alpes) のサヴォワ県 (Savoie) の県庁所在地であるシャンベリ (Chambéry) に生まれる。
フランス人の画家。

どうやら現在東京で日本初お目見えとなる個展が開かれているらしいので、紹介文をまんま引用させてもらいつつ、個展の紹介をしておこう。

フランソワーズ・ペトロヴィッチは水性インクで流れるようなドローイングを制作します。そして、そのドローイングにおいて、人の身体と偉大な自然との関係性を捉えることを目指しています:逃げる足、走り去る足、もしくは女性の靴と戯れる足、崩れ落ちるかのような地面:奇妙でいて、とてもフェミニンなそれらの世界は、密やかで魅惑的な空間を垣間見せます。
またフランソワーズ・ペトロヴィッチの作品は、女性たちの進化や、ある段階から別の段階への移り変わりを表現しようとしています。そして、彼女の描く古びた人形たちは、「女性」と、かつて自身もそうであった「少女」を、結び付けるものであるかのようにも見えます。

ギャラリーテオではこのたび、水性インクを使い、繊細で危うい内面をもつ
少女や若者たちをスタィリッシュに描く、気鋭フランス人アーティスト、
フランソワーズ・ペトロヴィッチの日本初個展を開催します


本展覧会と時期を同じくして、フランス、サン・エティエンヌの近代美術館でも
展覧会が開催されます。
今回はギャラリーテオと、表参道セリーヌの2か所の会場にて、展示内容を
変えた同時開催を行います。

フランソワーズが作り出す少女、双子、若者などの人物たちは、水性インクの
ドローイングや、セラミック、ガラスなど様々な素材を行き来しながら、
”繊細さ”、”危うさ”、また”二面性”などの複雑な心情の象徴となります。
そして「不思議の国のアリス」のように、それらがどこから来て、どこへ消えて
いくかという、とても普遍的で、巧妙なストーリーを展開しています。

今回は、フランス・サンエティエンヌ近代美術館でも展示されるドローイング
作品のなかから、"ドール"シリーズ、"スタンドアップ"シリーズ、
"フェミニン/マスキュリン"シリーズを展示致します。

11/1~11/29 ギャラリーテオ
東京都東五反田2-5-15 tel 03-5791-4484
11:00~19:00 日月祝休

11/1~11/9 One表参道CELINEブティック、B1Fギャラリー
東京都港区北青山3-5-19 tel 03-5771-4801
11:00~20:00 会期中無休

gallery TEO
http://www.galleryteo.com/artists/08.html



Françoise Pétrovitch :: site officiel
galerierx.com

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