Mark Ryden 02
Mark Ryden (マーク・ライデン)
1963年1月20日にオレゴン州 (Oregon) メッドフォード (Medford) で生まれ、南カリフォルニアのサンディエゴ郡 (San Diego County) にあるエスコンディード (Escondido) で育った。
ロサンゼルス郡 (Los Angeles County) のパサデナ (Pasadena) にあるアート・センター・カレッジ・オブ・デザイン (Art Center College of Design) でイラストについて学び、1987年同校を卒業。
マーク・ライデンの最初の "The Meat Show" と題された個展は卒業校のあるパサデナで開催された。
現在はパートナーであるマリオン・ペック (Marion Peck) と共に LA のイーグルロック (Eagle Rock) で創作活動をしている。
マーク・ライデンの作品は、"saccharine cartoon" の様な1960年代に活躍した doe-eyed が特徴的なマーガレット・キーン (Margaret Keane) の絵と数秘術、少女、お肉、カトリック、仏教徒的な象徴性、カーニヴァレスク・アメリカーナ(carnivalesque Americana) といったものの気味悪い組合せで満ちている。そして、おもちゃもマーク・ライデンの芸術には欠かせない大きな要素と言っていいだろう。
ジョン・テニエル (John Tenniel) とエドワード・ゴーリー (Edward Gorey) の様に、マーク・ライデンは 『不思議の国のアリス』 や初期ルネサンスの風景画から影響を受けている。
以上、Wikipedia の文章の一部を適当に意訳してみたんだけど、いくつか補足を。
"saccharine cartoon" というのは、多分日本的に言えば砂糖菓子のように甘いマンガといった意味のことだろう。
doe-eyed というのは、大きな優しい眼をした、くりくりした愛らしい眼をした、あどけない眼をしたという意味の形容詞。
マーガレット・キーン (Margaret Keane) はクリッとした大きなお目々をした少女を描いている1960年代に人気を博したアーティスト。いい機会なので、この人に関してはエントリを立てておこう。
carnivalesque Americana って言うのは、祝祭的なアメリカ (民俗) 文化とでも訳せばいいのかな。
それともうひとつ。これは補足というよりも、今更かよということをホント今更ながらに知ったのでここで言ってしまうと、マーク・ライデンとマリオン・ペックがパートナーであると言うことを今になって知って驚いたという、どうしようもなく今更な告白をして失笑を買ってみたい。いや、似てるなぁとは思ってたんだけどね。
ポストしたのは、"The Apology"、"Snow White"、"Girl Eaten"、"Inside Sue" の4点。
久しぶりにマーク・ライデンの旧作を見返したり、新作を漁ったりしてみたんだけど、フォロワーの一群とはレベルが違うなぁ。
Mark Ryden
Wikipedia
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